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REAL ESTATE PROPERTY

LEADER'S INTERVIEW
不動産プロフェッショナル リーダーズインタビュー

取締役 営業支援部長
不動 洋子

お客様の利益を最大化するために、
日々の業務で最も重視しているポイントは?
個々の不動産の底にある力、隠れた魅力を引き出すために、現地調査や市場調査、行政調査などをしっかり行うことを心掛けています。そのうえで多様な活用方法を見いだし、ひとつひとつの資産価値を高められるよう努めています。
お客様の課題に対して、
最適な解決策を導き出すために
心がけているプロセスやアプローチは?
お客様と面談を重ねて課題や要望を詳細にまとめます。課題に対するソリューションは、長年にわたる多数の不動産仲介経験を活かして、同様の事例から導き出すこともあります。ご相談の内容によっては、専門家を交えての解決方法を導きだします。エステックグループが窓口になって、不動産に関する建築・税務・会計などをトータルで解決できることが、お客様にとって最大のメリットになると考えています。
プロフェッショナルとしての知識や経験を活かし、
お客様の利益を向上させたエピソードは?
会社として、過去に同じ時期に、同じエリアで同一線上にご相談を請け、結果、全てを同時に叶えたというエピソードがあります。あるお客様、仮にA様とし、そのA様より好調な事業を背景に、これを機に手狭となり老朽化した事業所の移転先を探して欲しいとのご相談と、A様事業所の隣接を所有するお客様、仮にB様より、駐車場を拡張したいので、A様に所有地を私にお譲りいただけるよう、説得してほしいとのご相談がありました。その数日後、A様が移転を希望するエリアに広大な土地を所有するお客様、仮にC様より、所有地の一部を売却し、事業所新築資金にしたいので、相談に乗って欲しいとのお話しを受けました。とてもラッキーな話しとなりますが、やはりそう甘くない壁が立ちはだかりました。A様所有地とB様所有地との間にある大きな水路が一体利用を阻み、C様所有地は市街化調整区域内にあり、A様の使途を制限しておりました。そこで当社は、A・B様所有地の間にある大きな水路は、コンサルタント会社と土地家屋調査士、C様所有地は弁護士・司法書士を中心とした専門家を招集し、それぞれにプロジェクトチームを結成しました。遵法性から地域性、そして必要性をまとめ意見書として管轄行政にご提出し、わずか半年で大きな水路問題と市街化調整区域問題を解決することが出来、A様、B様、C様、それぞれのご要望を満たす成果となりました。不動産には必ずお客様に最適なアンサーがあることを信じ、真摯に取り組んだことで、皆様に喜んでいただける貴重な事例となりました。
お客様の利益をさらに最大化するために、
新たに取り組みたいことは?
現在運営中の白山市の『マットーレ』や羽咋市の『ラクナはくい』のように、地域の方に愛され、利用いただくことによって地域が活性化し、将来的に周辺不動産価値が上がり、地域全体の潤いにつながるような事業をめざしたいです。また、過去の災害事例などを検証し、エステックの不動産活用や不動産開発の経験と実績を生かし、能登の復興に微力ながら尽力したいと思います。能登の人材雇用や能登の会社との業務委託を通じて、経済の地産地消による地域貢献も視野に入れています。